ヤクルト、ダノン社との提携契約解除

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2013.05.3

編集部

ヤクルトは、ダノン社(仏、パリ)の間で締結していた戦略提携契約を解消した。ヤクルトの株式20%を保有する筆頭株主ダノンが乳製品の開発や新興国市場での販売強化を目的にヤクルトに対して株買い増しを要求。

ヤクルトは「ダノンの傘下に入れば独立性が失われる」として反対したことから協議が平行線を辿り先月末に提携関係を解消したもの。

両社は、2004年に業務提携し、相互に取締役を派遣してプロバイオティクスの普及のための促進活動や研究活動を実施。また、合弁会社も設立し、インド、ベトナムにおいて事業展開を行ってきた。今後、ダノン社がヤクルト株買い増しで公開買い付けに踏み切るか、注目される。

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