アスクル、医療品通販事業を強化
2013.05.16
編集部
アスクルは、医療品専用の物流施設を移転・増強し、医療品通販事業を強化した。今回の新施設稼働などにより、同事業の売上高を2012年5月期の76億円から14年5月期100億円と大幅増収を目指す。
物流施設の移転・増強は、これまで江東区にあった物流施設を新たにトライネット・ロジスティクスが所有する「ロジスティクス勝島1号倉庫」(東京都品川区・地上6階建て)の1階から3階部分を賃借して移転し、東日本メディカルセンターとしての業容拡大を図ったもの。これまでと比べて保管能力を25%増強、品数も約8500アイテムに増やした。
同社は、04年1月に医療・介護施設向けに専門カタログを創刊し、医療品通販事業に参入。同事業の12年5月期売上高は、76億円で業界首位。今回、メディカル事業専用の物流施設実現による保管能力と品数の増大を図ったことで14年5月期には100億円の売り上げを見込んでいる。