タマゴ由来の新規育毛活性成分「HGP」配合のサプリメントを開発
2016.08.29
編集部
株式会社シャルレ(兵庫県神戸市)と株式会社ファーマフーズは、新規育毛活性成分「HGP(TM)(エイチ・ジー・ピー)」の共同研究を行い、世界初となるタマゴ由来の経口摂取によるサプリメントを共同開発した。
近年、髪の問題は男性のみならず、女性にとっても大きな関心事となっており、加齢に伴う薄毛や脱毛に悩む成人の割合は8割以上と言われている。頭髪の減少は、特に女性にとって心理的ストレスをともなう“悩みの種”であり、より安全で毛髪科学に基づいたヘアケアが待望されている。
シャルレとファーマフーズは女性の美と健康を応援したいとの想いから、薄毛の悩みに応える新たな育毛シーズの探索研究を共同で進めてきた。研究では、タマゴから羽毛をまとったヒヨコが生まれてくることに着目。タマゴには発毛・育毛を促す成分が存在することを着想した。
その結果、卵黄中に発毛・育毛を促す成分が存在することを発見し、2015年10月に国際特許を出願した。その後、細胞試験や育毛モデル動物試験による検討を重ね、卵黄由来の新規育毛活性成分として「HGP」を創出。薄毛に悩む女性を対象に経口摂取による育毛試験を実施したところ、「HGP」を摂取することにより、女性の薄毛が極めて効果的に改善される結果を得た。
これらの研究成果を受け、「HGP」を配合した世界初となるタマゴ由来の経口摂取による、女性のためのサプリメントの開発に成功した。
薄毛に悩む平均年齢49歳の女性ボランティア全68名を対象とした育毛試験を外部専門機関で行ったところ、HGP摂取群では生え際が次第に目立たなくなった。改善者の割合は56%に及び、HGPを摂取した女性の半数以上において、実際に薄毛が目立たなくなるという結果が得られた。
- 参考リンク
- 株式会社シャルレ
- 株式会社ファーマフーズ