資生堂、肌の角層収縮を防ぐ有効成分発見
2013.05.23
編集部
資生堂は、肌のキメと角層細胞の関係について研究した結果、肌荒れの原因が角層の収縮にあること。また、角層収縮を抑制する成分がトレハロースを含む複合成分であることを見出した。
同社の研究によると、乾燥した環境の中では短時間のうちに肌の潤いが急激に失われ、角層細胞自体が縮む「角層収縮」が起こると指摘。この角層収縮によって肌のキメの乱れや肌あれ状態の原因であることを突き止めた。また、角層収縮を抑制する成分を探索した結果、トレハロースを含む複合成分「ファイトレジストコンプレックス」が特に有効であることを見出した。
若い女性にとっては「キメ」の状態が肌状態の良し悪しと直結することから、同社はこの研究結果を若い女性向けのスキンケア商品開発に活かしていく方針。