資生堂 オンライン会議用のメークアプリ「TeleBeauty」を開発

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2016.10.11

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)は、日本マイクロソフトの協力のもと、オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に自動でメークや顔色補正を行うアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を開発した。

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女性の活躍を応援し、楽しみながら仕事を続けてもらう事が狙い。日本マイクロソフトより技術支援を受け、「Skype for Business」に対応する試用モデルを開発し、同社が実施する「働き方改革週間2016」(10月17日~21日)において賛同法人による試験運用を行う。また、9月から11月の期間、日本マイクロソフトの女性社員100名の試験運用も実施する。

働き方の多様化が進むなか、働く場所をオフィスに固定せず、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方であるテレワークが広がっている。業務効率化の観点や、育児・介護などの家庭の事情により、多くの人が活用している。

それに伴い女性の利用者も増えていることに注目し、テレワークを行う際に発生する女性ならではの悩みを調査した。その結果、外出予定がない在宅勤務時にオンライン会議のためだけのメークを負担に思っていること、プライベートである自室の映り込みを好まないこと、パソコンのカメラ性能によっては肌がきれいに見えにくいという不満などが挙げらた。

資生堂がこれまでの活動から得られた知見である、資生堂のアーティストが持つメーク技術、1999年から研究し店頭で運用してきた実績もあるメークのシミュレーション技術、トレンド情報などを活用し、「TeleBeauty」を開発。

顔を映すだけで画面上の顔にメークを施すほか、顔色の補正や顔以外の部分をぼかす機能などを搭載した。リアルタイムで顔の動きに連動するため、実際にメークをしているように感じられる。また、会議前に手間がかからないように、簡単に操作できるようにデザインしている。

《「TeleBeauty」の主な特長》
●「自動メーク」4種類のメークパターンをワンクリックで画面の顔に反映させる機能。

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●カメラ性能、照明環境、服や背景の色などにより顔色が悪く見えることを避ける「顔の明るさと色の補正」

●メークや照明環境によって目立って見えてしまう毛穴やしわ、くま等を自然にぼかす「肌のテクスチャの補正」

●目元・口元のメークの濃淡を調整可能な「オプションモード」

参考リンク
資生堂

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