米ドール・フード、チリのTucFrut農場を買収
2016.10.18
国際部
米食品大手のドール・フード・カンパニーは、チリのモリーナ地区とリナレス地区にあるTucFrutの農場と包装施設を買収したと、10月11日、発表した。
サンティアゴの南140マイルに位置するTucFrutの施設は、1000ヘクタールに広がる5つ農場で構成されており、現在は660ヘクタールの農地でリンゴ、ブルーベリー、キウイフルーツを生産している。この買収でチリのブルーベリーを初めて自社生産できるようになるほか、 同地域で栽培されるリンゴの高級品種やキウイフルーツにより、ドールの現在の製品ポートフォリオを強化していく。
ドール・ディバーシファイド・フルート・オペレーションズのフランシスコ・チャコン社長は、プレスリリースの中で、「この農場の大部分はまだ植栽されておらず、今後数年間で当社のお客さまのニーズを満たす品種を栽培する予定」などと述べている。