中国の大手ブランド通販Vipshop、空売り筋に反論
2013.05.30
編集部
中国のブランドディスカウント通販最大手Vipshop Holdings Limited (NYSE:VIPS) は28日、空売り筋による主張への反論を発表した。
空売り筋から疑惑とされたものは大きく以下の3件:
・公表されたユーザートラフィックデータが、米国IT企業アレクサの測定値と異なる
・サイトへの訪問者数に対して、収入の伸び率が高すぎる
・フルフィルメント費用を高く計上している
同社は、これら空売り筋の主張は憶測やビジネスモデルに対する一般的な誤解を含んでいると述べ、全ての疑惑に対して反論している。
昨年度、米国の証券取引所と米国証券取引委員会(SEC)は、空売り筋による調査をきっかけとして中国企業複数の上場廃止を決めている。