サティス製薬「玉造温泉水」化粧品で地域振興にも貢献

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2013.06.4

編集部

株式会社サティス製薬(埼玉県吉川市)は、原料に「玉造温泉水」を配合した化粧品の出荷個数が、販売開始から2年半(2012年12月末時点)で累計200万個に達したと発表した。来年度は425万個の累計出荷個数を見込んでいる。売れ行きと共に松江市にある玉造温泉(写真)の人気も上昇、地域活性化にもつながっている。

図1

1300年前の風土記にも記載される「日本最古の美肌の湯」という玉造温泉のストーリー性と、温泉水の美肌効果が「高付加価値」となり、ヒットに結び付いた。通販で販売したことが功を奏し、全国規模で玉造温泉の認知度も向上。事業開始後は玉造温泉の日帰り入浴客が2.7倍に増加するなど、化粧品のヒットが地域振興に好影響を及ぼしている。

同社は2010年7月から松江市が実施する「松江ブランド開発事業」に参画、玉造温泉水を使用したスキンケア化粧品を開発してきた。同社と通販化粧品メーカー8社が共同開発した玉造温泉水配合化粧品は、現在10ブランド16商品にのぼる。同社は今後も同事業を展開するほか、地域振興につながる「ご当地化粧品」の原料開発もより強化していく構えだ。

 

 

 

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