イオン・花王の取り組みが『経済産業大臣表彰』を受賞
2016.12.22
編集部
イオン株式会社(千葉県千葉市)の連結子会社で物流を担うイオングローバルSCM株式会社と花王株式会社(東京都中央区)が6月より開始した「トレーラーの中継輸送」の取り組みが、経済産業省の定める「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」において、『経済産業大臣表彰』を受賞した。
この賞は、持続可能な物流体系の構築に特に顕著な功績があった優良な取り組みに対して贈られるもので、イオンは昨年の「イオン鉄道輸送研究会」専用列車による環境負荷低減の取り組みに続き2年連続での受賞となった。
「トレーラーの中継輸送」は、乗務員の業務環境改善やCO2排出量の低減を目的として運行を開始したもので、今回の受賞では、中継輸送により乗務員の日帰り勤務が可能となり、乗務員一人あたりの拘束時間を短縮することで業務効率を改善したことと、実車率の向上による運行本数の削減でCO2排出量の低減を図った取り組みが評価された。
イオンと花王は、今後も持続可能な社会の実現に向けて環境負荷の低減に取り組んでいく。