ドコモ・ヘルスケア、女性向け健康支援サービス 見舞金支給も

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2013.06.10

編集部

ドコモ・ヘルスケア株式会社(東京都渋谷区)は、女性向け健康支援のスマートフォンサービス「カラダのキモチ」を始めた。基礎体温などの情報を専用アプリを通じてデータベース化し、専門家によるアドバイスなどを行う。体に変調があった場合には医師への受診を勧め、最高3万円の“お見舞金”も支給する。

6月1日から始めた同サービスは、基礎体温を記録することで体の調子を把握し、快適な生活を送るためのアドバイスを受けられる女性向けの健康支援サービス。データを分析し、基礎体温や月経周期からホルモンバランスの乱れなど体の不調が見られる場合は、アプリを通じて医師への受診を促す。

受診を勧めるメッセージをきっかけに受診した場合には、規定の範囲内で初診に限り見舞金も支給する。婦人科・乳腺外科・外科を受診した場合は5,000円、乳がん・子宮がん・卵巣がんの精密検査には3万円。見舞金は、東京海上日動火災保険との共同企画。

オムロンヘルスケア製の女性用電子体温計と連携すれば、10秒で検温でき、スマートフォンにかざすだけで体温データを転送できる。このほか、セルフケア、肌・コスメ、ダイエットなど10ジャンルで専門家監修によるアドバイスを一日3回行う。

サービス利用には、健康管理サイト「WM(わたしムーヴ)」への登録(基本利用無料)が必要。月額利用料は315円(税込み)で、申し込み初月は無料。オムロンヘルスケアの女性用電子体温計「MC-642L」の購入と同時に加入すると、最長3カ月無料になる。対応機種はAndroid4.0以上を搭載のドコモスマートフォン。

同社は、NTTドコモとオムロン子会社のオムロンヘルスケア株式会社が共同出資して2012年7月に設立。15年度に会員数1000万人、売上高100億円を目指す。

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