ケンタッキーフライドチキン、米国内で鶏の飼育に抗生物質使用を禁止
2017.04.10
国際部
米ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、2018年末までに、米国内で購入する鶏肉は抗生物質を使用しないで飼育したものに限定すると、4月7日、発表した。米国の主要なファーストフードチェーンで、抗生物質廃止の鶏肉を骨なしチキンを超えて、骨つきチキンのメニューにまで拡張したのはKFCが初めてとなる。
KFCは今回のコミットメントを達成するために、全米の州で契約している2,000を超える農場との緊密は協力が必要だったとしている。 米国KFCのコンセプトオフィサーのケビン・ホックマン氏は、「顧客の変化する嗜好を満たすために絶えず努力しており、医学的に重要な抗生物質を含まない鶏肉を提供することが次のステップ」などとコメントしている。
抗生物質の排除の方針のほかに、2017年末までに、KFCが製造、販売する食品100%に食用色素を使用しない(飲料および第三者の製品を除く)こと、2018年末までにKFCの中核製品には人工着色料とフレーバーを使用しないことの達成を表明している。