米バイオ企業、ベトナムで幹細胞技術使用の化粧品を販売開始
2013.06.18
編集部
カリフォルニアに本拠地を置くバイオテクノロジー企業のInternational Stem Cell Corporationは13日、子会社のLifeline Skin Careと幹細胞を利用したスキンケア製品のタイとベトナムでの販売契約を締結したと発表した。
主力商品の幹細胞を利用したスキンケア製品は、中国を最終ターゲットとしたアジア市場での販売を視野に入れたもので、特にアンチエイジング化粧品の販売拡充に重要な機会となる。また中国では、幹細胞技術は21世紀のもっとも重要な医療技術としても期待されているという。
ベトナムは8087万人の人口を持ち、中産階級の台頭で化粧品の需要が高まっている。Lifeline Skin Careはベトナム国内で幹細胞技術とその製品を販売する唯一のライセンス企業としても注目されている。