栄養学者も注目のヨーグルトのダイエット効果
2013.06.21
編集部
アメリカ栄養学会(American Society for Nutrition)は19日、ヨーグルトによる体重抑制と慢性疾患への効果に対する期待を同会サイトに掲載した。
ヨーグルトはタンパク質およびカルシウム、カリウム、マグネシウムなど必須栄養素の優れた供給源であり、人体に有用な微生物(プロバイオティクス)も含んでいる。ヨーグルト自体の栄養学的プロファイルは、骨と消化管の健康、糖尿病、体重抑制、がん、心血管疾患などに与えるヨーグルトの影響についての研究の推進力となった。また、米国の研究では、ヨーグルト、果物、野菜、全粒穀物の摂取が、徐々に進む体重増加の抑制と関係しており、中でもヨーグルトの関連が大きかったことを示した。また、別の研究では、ヨーグルトの摂取が長期的な体重とウエストサイズ増加の抑制に関係していることを示した。
ヨーグルトの健康促進効果の研究の必要性は、4月24日に開催された国際的栄養学者によるヨーグルトの健康効果に関する初の世界サミットでも協議されたという。