マルホ、今年に入り化粧品の新製品を投入し攻勢をかける

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2017.07.4

編集部

皮膚科学と外用剤に特化した事業を展開するマルホ株式会社(大阪府大阪市、未上場)は、今年に入り自社化粧品ブランド「イニクス」から「UVプロテクション」(顔用日やけ止めベースクリーム=写真)を販売(2017年2月)。また、同年4月には、イニクスから「センシティブ スキンケアキット」及び「AC モイスト スキンケアキット」を相次いで市場に投入・販売するなど化粧品事業で攻勢をかけている。

イニクスは、大人の肌トラブルに悩む方のために皮膚のバリア機能に着目した化粧品ブランド。
イニクスについて同社は、予防やアフターケアの観点から乾燥肌、大人敏感肌、大人ニキビ肌に①洗う②潤す③守るなど3ステップのスキンケアを実践することを提唱。
このうち「洗う」と「潤す」の2ステップについて2016 年 9 月に、洗顔料と化粧水、乳液の販売を行った。

今回は「守る」のステップを支援する製品として「UVプロテクション」を新たにイニクスのラインナップに加え、今年2月にネット販売を始めたもの。
このUVプロテクションに続いて、今年4月から「センシティブスキンケアキット」及び「AC モイストスキンケアキット」のネット販売を始めた。

「センシティブライン」は、大人敏感肌と乾燥肌のための化粧品。「ACモイストライン」は、大人ニキビ肌と乾燥肌のための製品で、ラインアップの充実をはかった。

同社は、新商品の投入について「ケアサイクルにおいて皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することで、健やかな肌の実現に貢献していきたい」としており、引き続き化粧品の開発、販売に力を入れる方針。

同社の創業は、1915年、従業員数が1398人(2016年9月末)を数える。 2016年9月期の総売上高は700億7千4百万円にのぼる。

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