ヘルスケアアプリ「カロミル」 食事画像認識AIを自社開発

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2017.08.10

編集部

ヘルスケア アプリ「カロミル」を運営する、ライフログテクノロジー(東京都豊島区)は、ユーザーから収集した食事画像データを自動的に判別する人工知能を自社開発した。

「カロミル」は、2015年12月より提供している日々の食事や運動の記録・管理が簡単におこなえる、ダイエットアプリ。

サービス開始以降、ヘルスケア アプリ「カロミル」を通してユーザーから取得した食事画像と、同社で保有する食事画像を合わせた約20万件を用いて、機械学習を開発した。

今回、ユーザーから収集した食事画像のうち、機械学習に用いていない写真をテストデータとして無作為に15,000件選び、開発した食事画像認識AIに料理判定(食製品を含む)させたところ、その識別率は82%となった。

同社AIは、学習データが少ない料理でも識別性能が高く、今後も蓄積データを増やしていくことで、識別精度は更に向上していくと考えられる。

今回開発した食事画像認識AIの「カロミル」への実装は8月下旬を予定しており、ユーザーの食事記録のステップがこれまで以上に短縮化される見込みだ。

さらに、蓄積されたライフログからユーザーひとりひとりに最適な食事や運動の提案を自動的におこなう機能も実装予定となっており、ユーザーのライフスタイルにあったデータに基づく提案が可能になる。

参考リンク
カロミル

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