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ポーランドでも成人のドライアイ有病率高い

眼症状の有病率を特定するために実施されたポーランドでのオンラインアンケートの結果が3月20日、「Medical science monitor : international medical journal of experimental and clinical research」オンラインに掲載された。眼の症状は眼疾患によって引き起こされるが、環境またはライフスタイル要因によっても引き起こされる可能性がある。

今回の研究では、2022年12月に成人ポーランド人の代表サンプル1076人に対して、アンケートに基づくオンライン調査を実施。回答者は、過去30日間の16の異なる眼の症状と視覚障害の有無(自覚症状)についての質問に回答した。

その結果、回答者の半数以上(57.8%)が、過去30日間に少なくとも1つの眼症状を経験していた。回答者が申告した最も一般的な眼の症状は、灼熱感と刺すような症状(21.6%)とドライアイ(18.9%)だった。さらに、回答者の 21.3%が過去30日間に視力低下を報告した。この調査で分析された10の異なる要因のうち、女性、農村地域または小都市(人口10万人未満)に居住、同居者がいる、経済的地位が低い、慢性疾患を持っている、眼鏡/コンタクト レンズを着用しているが、過去30日間の眼症状の存在と有意に関連していた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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