開発中の『頭皮冷却装置』を日本乳癌学会に出展

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2017.09.5

編集部

株式会社毛髪クリニックリーブ21(大阪府大阪市)は、開発中の『頭皮冷却装置』の試作機を「第14回日本乳癌学会中部地方会」(9月9日~9月10日開催)において参考出展する。

乳癌治療は、乳房にできた癌細胞と周りの正常組織を同時に切除するケースが多くある。それらとあわせて抗癌剤を使用する際に頭部の抜け毛も誘発するため、女性にとって乳癌治療は“乳房と髪の毛を失う二重の苦しみ”があると言われている。

このような人たちの「髪の悩みを救う一助になりたい」という願いのもと、リーブ21は医療機器開発にも取り組んでいる。

『頭皮冷却装置』は、抗癌剤を投与する際に頭皮を冷却し、脱毛を低減させることを目的とした装置。海外では同様の機器が製造・販売されているが、キャップが欧米人の頭部形状に適合した仕様になっており効率的に頭皮を冷却できないケースやサイズ・操作性など、国内医療機関のニーズにマッチしていない場合がある。

そこでリーブ21では、日本人の頭部形状に適合したシリコンキャップや簡易な操作性など国内需要にマッチする機器の開発を国内企業とともに取り組んでいる。

参考リンク
株式会社毛髪クリニックリーブ21

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