ロレアル、ロシアの工場拡張でスキンケア生産ラインを強化
2017.09.19
国際部
ロレアルロシアは、モスクワから85キロほど南に位置するカルーガ州に新生産ラインを開設したと9月8日、発表した。同社は、同地域に 2010年、工場を建設して、L’OréalParisとGarnierブランドのヘアケア製品(シャンプー、ヘアコンディショナー)とヘアダイの生産に乗り出していた。
今回の工場拡張は、 ロシア市場の美容製品への需要の高まりに対応するためで、 両ブランドのスキンケア製品の現地生産を本格化させるのがも目的としている。
グループの持続可能性プログラム「すべてを共有する」を実施することにより、ロシアの工場では水の消費量を77%(2011年対比)削減しており、無駄な廃棄物はゼロにしている。 太陽電池パネルを設置して年間平均エネルギー消費の10%削減に貢献させているという。
ロレアルロシアの2016年の売上高は430億ルーブルで、ロシアの美容市場のリーダー的存在。