コーセー、中国生産子会社を日本コルマーHDに譲渡

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2017.11.1

編集部

株式会社コーセー(東京都中央区)はこのほど、100%中国生産子会社である高絲化粧品有限公司の全持分を日本コルマーホールディングス株式会社(大阪府大阪市)に譲渡することを決議したと発表した。

高絲化粧品有限公司は、中国市場における現地ブランド品の生産供給をしてきたが、コーセーが中国市場でより存在感のある企業として事業拡大するためには、グローバルな事業環境変化への対応が必要であり、経営資源を集中化して販売事業に専念することが最善の手段と判断した。

現地ブランド品については、譲渡後は日本コルマーグループより生産供給を受けることになるが、これまでと同様に販売子会社の高絲化粧品銷售(中国)有限公司を通じて、中国市場で益々需要の高まる“Made in Japan”製品とともに販売を継続していく。

日本コルマーホールディングスは、日本最大の化粧品ODM企業である日本コルマー株式会社および中国生産会社である科瑪化粧品(蘇州)有限公司を傘下に持つ持株会社。

持分譲渡の実行日は未定。これに伴う当期連結業績に与える影響は、売却時点における高絲化粧品有限公司の純資産額が未確定なため、現在精査中としている。

参考リンク
株式会社コーセー

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