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米ウォルグリーン、中国の薬局チェーンGuoDaの株式40%取得

米ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、
中国の医薬品会社 China National Accord Medicines Corporation Ltd(CNPGC)の子会社で薬局チェーンを展開するSinopharm Holding Guoda Drugstoresの非支配株主持分の40%を27.76億人民元(約4億1600万米ドル)で買収したと、12月6日、発表した。

Sinopharm Holding Guoda Drugstores (GuoDa)は、2004年3月に設立された。上海に本社を置くCNPGCの小売プラットフォームとして、現在、約70の都市で3500以上のフランチャイズ形式の薬局店を運営し、2万人に近い従業員を雇用している。中国で進行中の医療改革と、消費者の薬局に対する意識改革を背景に、全土展開というビジョンを追求しているという。

今回の投資について、ウォルグリーンの執行副会長兼最強経営責任者(CEO)のStefano Pessina氏は、これまでアライアンス・ブーツを通じて中国に10年近く拠点を置いていることを踏まえて、「急成長を遂げている中国の小売薬局ビジネスにさらに投資する機会があることに興奮している」などとコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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