英蘭系ユニリーバは、米国オレゴン州ポートランドに本拠を置くパーソナルケア会社Schmidt’s Naturalsを買収することで合意したと12月14日、発表した。買収額など詳細については明らかにされていない。

Schmidt’s Naturalsは、 2010年、Jaime Schmidt氏によって天然製品のデオドラントブランドの開発会社として設立された。ボディ消臭剤の製品開発から、現在は植物性由来の石けん、歯磨き粉の商品展開にまでビジネスを拡大している。最も一般的な成分として、チャコールとマグネシウム、ラベンダーとセイジ、ローズとバニラなどのバリエーションを揃える。

北米ユニリーバの社長Kees Kruythoff氏は「Schmidt’s Naturalsは急成長中の革新的なブランドであり、Degree、Axe、Doveといったデオドラントブランドのポートフォリオを補完する」などと述べている。 買収には適用される政府の許可を条件としており、取引は2018年第1四半期までに終了する予定としている。