マツモトキヨシ、台湾でドラッグストア展開へ

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2017.12.20

編集部

株式会社マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)は、台湾で小売流通業などを営む臺隆工業股份有限公司と合弁で、ドラッグストア「マツモトキヨシ」を展開する。このほど開催した取締役会において、臺隆工業とドラッグストア事業展開を目的とした合弁会社に関する株主間契約を締結することを決めた。

台湾市場は、日本と同様に少子高齢化の傾向が見られる成熟市場ではあるものの、美と健康の意識が高く、その関連商品の安定的な需要が見込まれている。特に、マツモトキヨシホールディングスの2016年度通期の化粧品売上高は1991億1800万円で、ドラッグストア業界内でもトップの売上を誇る。

また、近年、訪日台湾人が増加していることから、台湾生活者へ向けたサービス提供の機会とする狙いがある。

合弁会社の名称は「台湾松本清股份有限公司」で、台北市内に拠点を置く。董事長、総経理ともにマツモトキヨシホールディングスから派遣する。資本金は5000万台湾元(約1.9億円)。出資比率はマツモトキヨシホールディングスが51%、臺隆工業が49%。2018年1月下旬に発足する予定。

参考リンク
株式会社マツモトキヨシホールディングス

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