2012年美容食品市場、「内外美容」浸透で堅調に推移

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2013.07.1

編集部

株式会社総合企画センター大阪(大阪市西区)は、2012年度の美容食品市場の調査・分析を行い、このほど概要を発表した。美容食品市場は「内外美容」の浸透や「アンチエイジング」意識の高まりに伴い、ここ数年右肩上がりで成長を続けている。2012年度も化粧品各社が内外美容戦略に注力し、化粧品と食品の併用を促すカウンセリングを進めた結果、サプリメント分野が美容食品市場を牽引、堅調に市場は推移した。

商品開発面では、女性の多岐にわたる美容ニーズを受け、サプリメントからスティックゼリー、菓子類にまで広がりを見せた。美容成分面では、コラーゲンやプラセンタなどの美肌成分を中心にレスベラトロールなどの老化防止成分の開発が活発化した。また成分の多様化も進み、ブランノール(ポーラ、美白成分)やパセノール(森永製菓、アンチエイジング成分)など、独自成分の開発に乗り出す企業も多く見られた。販売面では、通販や薬系ルートでの展開が主体となっている。

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