イギリスでは3割以上が美容施術に関心を持つ

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2018.03.30

国際部

グローバル市場調査会社ミンテルは、イギリスで美容施術に関心のある成人に対する意識調査の結果を3月21日、発表した。調査したイギリスの成人31%は、将来、外科的美容施術を受けることに興味があると回答したという。

同社は、2017年11月、18歳以上のイギリス人でインターネットユーザー1947人を対象に調査を実施した。この結果、外科的美容施術を受けたいと思っている女性は37%いた。年齢別に考察すると18-34歳の女性が最も強い関心を示し、52%が受けたいと回答した。男性では24%が外科的美容施術を考えており、年齢別にみると女性同様に18-34歳の男性での関心度が高く、39%が“関心あり”と回答した。

受けたい施術の種類調査では、女性の7人に1人(14%)が脂肪吸引に関心があり、11%は腹壁形成術(タミータック)、8%はフェイスリフト、豊胸、眉毛/まぶたのリフト施術に関心を示した。男性では7%が植毛に関心がある結果となった。

イギリス人の非侵襲的な美容施術への関心も高まっており、全体で43%が関心を示した。 歯の美白(27%)、永久脱毛(12%)、皮膚治療(11%)が 非侵襲的な施術で人気のトップ3にあがった。

体型調査で、ウエストラインは最も嫌われているボディーパーツという結果になった。女性の48%、男性の24%は腹部/ウエストラインの外観に不満を抱いていることが判明した。総合的に女性は男性よりも外観にあまり満足していないような結果があらわれた。イギリスの女性が満足していないボディーパーツは、ヒップと太もも(40%)、顔/体毛(28%)、腕(25%)、顎/首(24%)、乳房/胸(23%)など。体型の不満により女性の16%は、過去12ヶ月間で精神的な影響を受けたという。

今回の調査で、美容への関心と精神面との狭間での葛藤があるような一面もあらわれた。調査対象者の71%は、美容整形手術を受ける前に心理カウンセラーなど専門家からの診断を受けるべきという意見に賛同している。

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