クラシエ、乾燥小じわケアの新ブランド「肌習慣」立ち上げ
2013.07.10
編集部
セルフ化粧品を扱うクラシエホームプロダクツは、洗顔料の新ブランド「肌習慣」(=画像)を立ち上げ、乾燥小じわケアができるクレンジング・洗顔料を発売する。既存ブランド「肌美精」、「モイスタージュ」からも乾燥小じわケア化粧品(化粧水、乳液、美容液、クリーム、フェイスマスク、コールドクリーム)計10アイテムを投入する。9月17日に新商品を一斉発売することで売場での存在感を高め、「乾燥小じわ」ケア商品のニーズ喚起を行うとともにシェア拡大を狙う。
新ブランド「肌習慣」(洗顔2品、クレンジング1品、オープン価格)は、保湿成分「浸透レチノールMIX」を配合し、うるおいを守りながら汚れを落とす「乾燥小じわケア処方」に仕上げた。同社調査によると、「洗顔やクレンジングのついでに、乾燥小じわもケアしたい」と考えるユーザーが多かったことから、声に応えて開発された。洗顔の2品は、セルフ化粧品業界では初の「乾燥小じわケア」が謳える洗顔料となる。
2011年7月に化粧品の効能範囲が11年ぶりに改正され、厚生労働省が指定する評価基準をクリアした化粧品のみ「乾燥による小じわを目立たなくする」という表現が可能となった。同社は他社に先駆け「乾燥小じわ」対策商品を発売するなど、業界内で存在感を出してきた。乾燥小じわケア化粧品市場は急速に伸張しており、2012年は2011年に比べて約8倍の25億円に拡大、今後も成長が見込まれている。