アイビー化粧品、業績不振で役員報酬を減額

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2018.04.19

編集部

株式会社アイビー化粧品(東京都港区)は19日、2018年3月期通期業績の不振を受け、役員報酬を減額すると発表した。業績内容を真摯に受け止め、経営責任を明確にする狙いがある。

具体的には、代表取締役の月額報酬の37%を減額、その他の取締役は月額報酬の10%~30%を役職および担当責任に応じて減額する。併せて、監査役についても月額報酬の10%を削減する。期間は4月から3カ月間。

同社の2018年3月期第3四半期の売上高は前年同期比20.6%減の35億8000億円、当期損失は4億7800万円と前年同期の3億4700万円の黒字から赤字に転落した。今期は2倍の組織作り、2倍の売上高を目指してきたが、これまでの売上進捗は予定と大きく乖離。「予想していたイメージと真逆の結果になった」(常務取締役の中山聖仁氏)。

2018年3月期通期の売上高は、2月に予想した67億円から54億円に下方修正し、当期純利益は4億円の黒字から1億8000万円の赤字になる見通し。2月から出荷が始まった浸透美活液『ホワイトパワー セラム』の販売で挽回を試みたが、当初予定量の100万本(売上約35億円)に届かない見通しとなったことなどが大きく響いた。

参考リンク
株式会社アイビー化粧品

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