大学生向けのキャリア支援を行うNPO法人エンカレッジ（代表・角野祐志氏）は、日本ロレアル株式会社（東京都新宿区）と共同開催で、ロレアルグループ会長兼CEOのジャン-ポール・アゴン氏を招き、東京大学本郷キャンパス内にて、大学生を対象とした講演会を26日に行う。東京大学の学生に限らず、全大学全学年が対象で、参加費も無料。

アゴン氏の来日にあたって、日本の次世代リーダー達との交流を持ちたいとのオファーを受け、今回の講演会が実現した。化粧品業界において世界シェアTOPを誇るフランス発の化粧品メーカー「ロレアル」経営者として、また現在約140カ国に進出し、約9万名の従業員を率いるリーダーとして、日本の学生に向けて”次世代のリーダーとして求められること”をテーマに講演する。日本での学生向け講演は初めて。

講演内容は「ジャン-ポール・アゴン氏のキャリアについて」「グローバルから見るアジア・日本の”今”と”これから”について」「”次世代リーダー”に必要な要素について」。

アゴン氏は、1978年、ロレアル本社に入社以来、ロレアルグループにて、様々な部門や海外の現地法人において多くの要職を歴任。海外における豊富な経験と実績を有する国際派であり、徹底した現場主義を貫く。2007年1月、仏政府より、レジオン・ド=ヌール勲章のシュバリエ章を受賞。2018年には「世界で最も倫理的な企業」に選ばれた（同賞の受賞は9度目となる）。