日油、化粧品原料は2018年度も国内中心に堅調

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2018.05.24

編集部

油脂化学製品などの製造販売を手掛ける日油株式会社(東京都渋谷区)は24日、2018年3月期の業績説明会を開催し、機能化学品事業においては化粧品原料となる界面活性剤などが「インバウンドの影響を受けて予想以上に良かった」(経理部長の石垣良一氏)との認識を示した。

2018年3月期通期の機能化学品事業の売上高は前期比8.9%増の1206億3600万円。このうち化粧品原料については「インバウンド需要によりかなり好調に推移している。2018年度も国内を中心に堅調」(取締役兼執行役員の坂橋秀明氏)との見通しを示した。

2018年度については、「機能化学品事業とライフサイエンス事業の拡販を進め、中期経営計画の予想値を上回るようにしたい」(代表取締役社長兼社長執行役員の小林明治氏)との意気込みを示した。

2019年3月期通期の売上高は前年比2.8%増の1850億円、当期純利益は同7.6%減の184億円を見込んでいる。

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日油株式会社

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