米ペプシコ、米スナックメーカーのベア・フーズ社買収

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2018.06.1

国際部

米食品大手のペプシコは、5月25日、ワシントン州のスナック会社ベア・フーズ社を買収すると発表した。買収額など詳細については明らかにしていない。ベア・フーズ社は、果物と野菜をスライスして焼きたスナック菓子「ベアスナック」の製造販売を手掛けており、オーガニックスーパーマーケットチェーン、通販サイト、自社の公式オンラインサイトなどで販路を拡大してきた。ペプシコは、今回の買収でスナック事業のポートフォリオを広げ、健康志向の消費者などへより栄養価の高い選択肢を提供していくとしている。

「ベアスナック」は、オーガニックのリンゴ農場の経営者家族によって2001年、焼きリンゴチップの製造販売を地元の市場で開始したのが始まり。現在の経営陣の下で、リンゴ、バナナ、ココナッツ、人参、ビーツ、さつまいもと種類を拡大した。

買収の手続き完了後、ベア・フーズ社は現在の体制で経営を続けるが、ペプシコ傘下の菓子メーカーであるフリトレー社の管理下に入る予定。 ベア・フーズ社最高経営責任者(CEO)のSantosh Padki氏は、「ペプシコ社のチームと協力することは、シンプルに焼いた果物や野菜のスナック菓子を世界中のより多くの消費者に届け、ブランドを成長させ続けるのに役立つ」などとコメントしている。

参考リンク
pepsico.com
baresnacks.com

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