ウエルシア薬局、女子栄養大と連携し健康・栄養情報を発信

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2018.06.19

編集部

調剤併設型ドラッグストアチェーンを展開するウエルシア薬局株式会社(東京都千代田区)と学校法人香川栄養学園女子栄養大学(学長・香川明夫氏)は19日、産学連携包括協力に関する協定を締結した。

これにより、「各店舗において健康を維持する栄養情報を提供したり、商品開発などを行っていく」(代表取締役社長の水野秀晴氏)考えを示した。協定期間は2021年3月31日まで。

協定事項によると、健康、食、栄養の3点に関する事項について、産学連携の協力を行う。具体的には、これまで「栄養士が現場で社会に貢献している実感がなかった」(地域包括推進部長の佐藤信栄氏)ことから、管理栄養士の活躍の場をつくるため、「管理栄養士の社員が学びなおしをしてスキルアップを図りつつ、正しい栄養情報を現場に伝えていく」(水野氏)。

また、女子栄養大学は「教育の成果を社会に還元することが目的。ウエルシアという場を借りて地域に根差した活動ができる」(香川氏)と協定の意義を強調した。

ウエルシア薬局では、健康増進と病気予防をドラッグストアの使命の1つと考えており、管理栄養士の専門性を活かした環境の構築が課題に挙がっていた。今回の協定による取り組みを通じて、管理栄養士が専門職としてより認知されることを目指している。

参考リンク
ウエルシア薬局株式会社
女子栄養大学

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