資生堂、ESG投資向け株価指数の構成銘柄に継続採用
2018.07.24
編集部
株式会社資生堂(東京都中央区)はこのほど、環境、社会、ガバナンス(ESG)投資のために開発された株価指数の構成銘柄に継続採用されたと発表した。
今回継続採用された株価指数は、「FTSE4Good Index Series」、「FTSE Blossom Japan Index」、「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」の4つ。
「FTSE4Good Index Series」は、ESGについて優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されたもので、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されている。「FTSE Blossom Japan Index」は、ESGの対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映する指数で、業種ニュートラルとなるよう設計されている。
「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」は、親指数(MSCIジャパンIMIトップ500指数:時価総額上位500銘柄)構成銘柄の中から、親指数における各GICS®業種分類の時価総額50%を目標に、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数。
「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」は、女性活躍推進法により開示される女性雇用に関するデータおよび企業の性別多様性に関するポリシー等の開示情報をもとに、女性の雇用、継続、昇進および多様性の推進において、業界をリードしている企業で構成される指数となっている。
これらの指数は、世界中の投資家に対して投資意思決定をサポートするさまざまなツールを提供しているグローバル インデックスプロバイダーであるFTSE Russell社とMSCI社それぞれが開発したもの。
なお、「FTSE Blossom Japan Index」、「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」のそれぞれの指数は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)から、非財務価値であるESGの取り組みに基づいた投資を行うために選定する指数として採用されている。
- 参考リンク
- 株式会社資生堂