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たかの友梨、物販売上は堅調に推移するも施術売上で苦戦

エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」などを運営する株式会社RVH(東京都港区)はこのほど、2019年3月期第1四半期の売上高が前年同期比15.4%増の150億1700万円、当期損失が6億9900万円となったと発表した。ミュゼプラチナム物販などが好調に推移したものの、販管費が増加した。

部門別の業績を見ると、美容脱毛部門では、ミュゼプラチナムブランドで施術売上高がやや減少傾向で推移した一方、昨年度第3四半期より開始した美容脱毛コースと併せた自社ブランド化粧品の販売が引き続き好調に推移したほか、物販の新たな施策として定期購買プランを開始し、物販売上は前年同期比247%と引き続き好調に推移した。

コロリーブランドでは、引き続き新規顧客を獲得するため、積極的な広告宣伝投資を実行したほか、新たな施策として化粧品割引などの特典付き会員制度を導入し、契約獲得高が前年同期比1172%と好調に推移。また、施術売上高については同288%で推移した。

マキアブランドについては、将来に向けた収益力向上のため、昨年度第3四半期より出店強化に努め、当該第1四半期では13店舗の出店を行った。売上高は前年同期比130%で推移した一方で、出店に伴う人件費および一時的な費用の増加などにより、販管費は同166%となった。

一方、エステティック部門においては、たかの友梨ビューティクリニックブランドで、夏季に向けた各種ボディエステプランやチケットキャンペーンなどを実施し、契約獲得高が前年同期比109%と堅調に推移。また、紫外線対策商品「たかの友梨薬用ホワイトライン」、「エステファクトUVシリーズ」や、エイジングケア用美容液「GDピュアコンセントレート」をリリースし、物販売上高が堅調に推移した一方、施術売上高についてはエステティック業界における深刻な人材不足の影響により厳しい展開となった。

2019年3月期通期の売上高は前期比10.0%増の583億円、当期純利益は同139.0%増の7億6000万円を見込んでいる。上期は集中投資で一時的に減益で推移するものの、広告出稿量調整やミュゼプラチナム物販拡大などで通期計画を達成できると見ている。

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