ヘルステックベンチャーのFiNC、資生堂などから新規に資金調達
2018.09.21
編集部
AI(人工知能)に特化したヘルステックベンチャーの株式会社FiNC(東京都千代田区)は20日、約55億円強の第三者割当増資を実施したと発表した。新規引受先として、株式会社資生堂(東京都中央区)など14社が含まれている。
今回の資金調達により、ディープラーニング、機械学習をはじめ、運動、栄養、睡眠領域における行動変容のためのAI開発や、ヘルスケアプラットフォームアプリ『FiNC』を中心としたマーケティング・プロモーションや海外進出、ハードウェアの開発やM&Aに充当する予定。これにより、創業からの調達累計は100億円強に達した。
また、今後は、既存株主をはじめ引受先企業とヘルスケア分野でのAIを活用したサービス開発や共同マーケティングなどで、さらに強固なパートナーシップを構築していく。
併せて、日本ディープラーニング協会の最年少理事でもある南野充則氏を代表取締役CTOとして選任。また、株式会社プロノバ代表取締役社長の岡島悦子氏を社外取締役としてメンバーに迎えた。さらに、10月1日より「株式会社FiNC Technologies」と商号も変更する。
- 参考リンク
- 株式会社FiNC