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ロンドン発「食べられる香水」が話題に

イギリスのロンドンを拠点とするアルコール飲料および食品開発ベンチャーSmith & Sinclair(スミス&シンクレア)が開発した「食べられる香水」が欧米で話題になっている。「Edible Fragrance(食べられる香水)」は同社が昨年リリースした新製品で、香水として着用することができるほか、飲み物にスプレーして複雑な風味を作り出すこともできる香料になる。

食べられる香水のフレーバーはチェリーブロッサム&マンダリン、ペア&バニラ、スイカ&シトラスの3種類(写真はウェブサイトより)。公式サイトでは小売価格15ドル/1ボトルで販売。欧米諸国のほかオセアニア、アジア圏への海外発送も取り扱っている。

同社が「ガーニッシュ」と呼ぶ香りは、柑橘系の果物、ハーブ、花、香辛料などの天然成分から作られており、肌と舌にやさしいという。食用としては、チェリーブロッサム&マンダリンはジンベースのカクテルなどに相性が良く、ペア&バニラはフルーツベースのカクテルやプロセッコに最適で、スイカ&シトラスはマティーニなどに追加すると風味が格別になるらしい。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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