ロンドン発「食べられる香水」が話題に
2019.04.5
国際部
イギリスのロンドンを拠点とするアルコール飲料および食品開発ベンチャーSmith & Sinclair(スミス&シンクレア)が開発した「食べられる香水」が欧米で話題になっている。「Edible Fragrance(食べられる香水)」は同社が昨年リリースした新製品で、香水として着用することができるほか、飲み物にスプレーして複雑な風味を作り出すこともできる香料になる。
食べられる香水のフレーバーはチェリーブロッサム&マンダリン、ペア&バニラ、スイカ&シトラスの3種類(写真はウェブサイトより)。公式サイトでは小売価格15ドル/1ボトルで販売。欧米諸国のほかオセアニア、アジア圏への海外発送も取り扱っている。
同社が「ガーニッシュ」と呼ぶ香りは、柑橘系の果物、ハーブ、花、香辛料などの天然成分から作られており、肌と舌にやさしいという。食用としては、チェリーブロッサム&マンダリンはジンベースのカクテルなどに相性が良く、ペア&バニラはフルーツベースのカクテルやプロセッコに最適で、スイカ&シトラスはマティーニなどに追加すると風味が格別になるらしい。
- 参考リンク
- smithandsinclair.com