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インド人の37%がストレス解消のためにスナックを食べる

インドでは地域特有のおやつがあり、消費者は間食に豊富な種類のおやつを食べる習慣があるようだが、その理由は「ストレス解消」のようだ。グローバル市場調査会社ミンテルが、3月28日に発表した報告書によると、インドの消費者の5人に3人(60%)は少なくとも1日に2回はスナックを食べており、スナックを食べる人の37%はストレス解消になると回答している。

同社は2018年2月、18歳以上のインド人でインターネット利用者3000人を対象にスナック摂取に関する意識調査を実施した。

調査の結果、インド人は日常生活でさまざまなプレッシャーを抱えており、好きなスナックを食べることで自分自身を治療している傾向が伺えるという。ストレス解消のほか、自分へのご褒美 (44%)、休憩をとるため(42%)など、感情的な理由で間食を楽しんでいる結果が明らかになった。どのようなスナックを選ぶかという設問について、 天然原料使用(50%)、追加された栄養分(46%)、新しいフレーバー(44%)、含有カロリー(44%)などの順で関心度が示された。

スナックを摂取する半数(51%)は、より健康的なスナックの選択肢があることを望んでいることも明らかになった。3分の1(36%)は、より便利に包装されたスナックの種類が増えることを望んでいるという結果もでている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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