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イギリスの消費者は倫理的な化粧品会社を重視

グローバル市場調査会社ミンテルが11日リリースした「British Lifestyles Report(イギリス人のライフスタイル調査)」によれば、イギリスの消費者は倫理的な活動を実施するブランドや企業の製品を購買する傾向が強いことが明らかになった。

美容用品やパーソナルケア用品を購入する前に倫理的な企業かどうかを考慮する消費者が最も多く、調査回答者の47%が考慮していると回答した。 二番目は 家庭内の飲食物を買う前に倫理的企業を配慮する(44%が支持)で、 洋服を買う時とレストランやパブなどのフードサービス店を訪れる時に考慮すると回答したイギリス人は39%だった。

現代の消費者は企業に道徳的価値と倫理的な社会貢献を求めており、特に美容業界への関心度は高くなっている。動物愛護の精神から化粧品の動物実験の廃止と環境保全のためのプラスチック廃棄物の削減への活動が活発化していることに起因するとの見解。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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