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アメリカでリサイクル可能な歯磨き粉チューブリリース

アメリカの自然派コスメで知られる「Tom’s of Maine(トムズ・オブ・メイン)」(メイン州ケネバンク)は、14日、リサイクル可能な歯磨きチューブの出荷を開始したと発表した。同社が開発したチューブは、 HDPE(高密度ポリエキレン)プラスチックのリサイクル番号2と互換性があるように設計されており、歯磨き粉のチューブのリサイクル化を可能にした。

これまで、歯磨き粉のチューブはほとんどが埋め立てる必要がある混合材料で作られていたためリサイクルできなかった。 洗濯洗剤ボトルをはじめ#2 HDPE プラスチックで製造された容器は最近、リサイクルの流れが活発化している。 トムズ・オブ・メインが開発したリサイクル可能なチューブは「円形」になるように設計されているため、素材を新しい製品やパッケージに再加工できるという。

第一弾として、「アンチプラーク&ホワイトニングペパーミントナチュラル」歯磨き粉に新しいチューブを採用。今後もリサイクル用として広く受け入れられているチューブを製造する動きを開拓していく。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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