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肥満手術後の地中海式食遵守の強化でリバウンド予防

肥満手術後の地中海式食が体重管理、生活の質(QOL)、食物耐性に影響するかを調査した結果が11月23日、「Obesity Surgery」オンラインに掲載された。

肥満手術を受けた参加者78人を手術後1年まで評価する前向き観察研究を行った。地中海式食は地中海式食遵守スクリーナー(MEDAS)を用いて、そのスタイルの遵守度を評価した。その結果、追跡期間の1年間に地中海式食の遵守を厳しくした人は、緩くした人または維持した人よりも総体重減少率の平均が有意に高かった(37.6% vs. 34.1%、p = 0.036)。国際身体活動簡易アンケート(IPAQ-Short Q)で評価した身体活動の程度が増加した人と減少または維持した人での体重またはBMIの変化、生活の質や食物耐性には関連がみられなかった。

 

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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