植物ベースのタンパク質サプリメントの世界市場は2026年に70億ドルに
2019.12.5
国際部
米市場調査会社 Allied Market Research(アライドマーケットリサーチ)は、2日、植物ベースのタンパク質サプリメントの世界市場の最新レポートをリリースした。
「Plant Based Protein Supplement Market by Nature (Organic and Conventional), by product type (Soy, Spirulina, Pumpkin Seed, Pea and others), by form (Protein Powder, Protein Bar and Ready-to-drink), by application (Sports Nutrition and Supplement Nutrition) and Distribution Channel (Hypermarket/Supermarket, Specialty Store and online Store): Global Opportunity Analysis and Industry Forecast, 2019-2026」によれば、世界の植物ベースのタンパク質サプリメント業界は2018年に42億ドルを獲得し、2019年から2026年までの予測期間にわたり6.7%の年平均成長率(CAGR)を記録し、2026年には70億ドルに達する見通し。ビーガン人口の増加、肥満率の増加、人々の健康とフィットネスに関する意識の高まりが、植物ベースのタンパク質サプリメント市場の成長を促進するようだ。
製品タイプに基づいて見てみると、植物ベースのタンパク質サプリメント市場は、大豆、スピルリナ、カボチャの種、エンドウ豆などに分割される。大豆セグメントは2018年に世界の植物ベースのタンパク質サプリメント市場で総シェアの3分の2近くを占めた。エンドウ豆は2位で、スピルリナ、カボチャの種と続いた。
大豆タンパク質は、食事のタンパク質と栄養素の主要な供給源として機能するうえ 、脂肪含有量が非常に少なく、コレステロールの割合が少ないという利点がある。大豆たんぱく質粉末は、乳児用大豆粉ミルクや、他のさまざまな種類の肉や乳製品の代替品に応用されており、予測期間中も収益の面で支配的な地位を維持する見通し。
カボチャの種のセグメントの市場は小さいが、予測期間にわたり11.4%と最高のCAGRで成長すると予測されている。
- 参考リンク
- alliedmarketresearch.com