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プレミアム化粧品はブランド名ではなく中身が評価される時代に

最近の消費者の化粧品への関心度は高く、ブランド名は高級美容製品の購買決定に大きく左右しないようだ。市場調査会社ユーロモニターインターナショナルが、18日リリースした美容調査結果2019年によると、プレミアム化粧品の消費者の大半は、臨床実験済みの美容効果/利点を製品に最も求める特性だという調査結果を明らかにした。美容効果に続き、天然成分の配合、プレミアム成分の活用に関心が高かった。

プレミアム成分として、コラーゲン、レチノール、ヒアルロン酸などは 多くの消費者が既にこれらを特定の利点と臨床済みの有効性を認識しているため特に魅力的なようだ。

パーソナライズされた美容製品は一般的にプレミアム製品と位置付けられることが多く、パーソナライズ市場は急速に成長しており、これからも一層、発展すると予測される。特定のスキンケアまたはヘアケアのニーズに合わせて高度にパーソナライズされた製品があると消費者の購買欲を刺激すると期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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