中国人女性のコホートを対象に、年齢と健康に関連する外観的特徴を特定した研究が7月4日、「International Journal of Cosmetic Science」オンラインに掲載された。

中国人女性ボランティア276人の年齢と健康状態が、中国人女性の判定者1025人によって写真から推定された。ボランティアの2つのサブセット（50歳以下および以上）を基に、パーツ、色調、生物物理学的測定変数から知覚される年齢と健康を予測するためのモデルを作成した。収集されたデータから、機械学習に基づく年齢と健康状態の予測モデルを構築し、モデルの解釈可能性を機能の重要度を測定した。

その結果、年齢は主にパーツごとの特徴、特に50歳未満のグループの眼袋と眼瞼のたるみによって認知されることがわかった。顔の下部としわは、50歳以上のグループでより年齢認識との関連性が高かった。50年歳未満グループでは皮膚トラブルと全体的な色素沈着、50歳以上のグループでは色調に関連するパラメーターと皮膚の水分量が健康的な外観と関連していた。今回の結果は、「若々しい肌」と「健康な肌」のための製品設計に貢献すると研究者らは述べている。