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軽-中等度ニキビに次亜塩素酸ナトリウムが有効

ニキビの治療における次亜塩素酸ナトリウムの効果を評価した試験結果が5月20日、「Dermatology Practical & Conceptual」オンラインに掲載された。

尋常性ざ瘡(ニキビ)に対する優れた忍容性と有効性を備えた局所治療薬として、次亜塩素酸ナトリウム溶液(0.005%)の効果を検討する試験を実施した。軽度から中等度の顔面のニキビ病変を持つ患者を対象としたこのプラセボ対照ランダム化比較試験では、患者の顔の片側に次亜塩素酸ナトリウム、もう一方にプラセボを1日3回1か月間局所投与し、試験開始時、開始後1週、2週、4週の丘疹および膿疱の数を記録した。

その結果、次亜塩素酸ナトリウム0.005%を塗布した側で丘疹と膿疱の総数の減少が見られた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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