スイスの香料メーカーのフィルメニッヒは、7日、2020年ドバイ国際博覧会のスイスパビリオンで、新しいクリーンフレグランス BREATHE INを発表した。この香りは、パビリオンでの多感覚体験の一環として、スイスアルプスの頂上を想起させ、ポジティブな感情を生み出すことを目的に開発された香りになる。新型コロナウィルス感染症の影響で、ドバイ万博の会期は2021年10月1日から2022年3月31日までに延期されており、開催期間、同社は訪問者を招待して、フレグランスの未来を一緒に協力し、共同創造し、革新する機会を模索する。

BREATHE INは、CreateForGood™コンシャスフレグランスデザインプロセスで作成され、再生可能性、生分解性、グリーンケミストリー、炭素、水、社会的基準全体で、EcoScentCompass™トリプルA、科学ベースのプラスの影響スコアを獲得している。革新的で持続可能な独自の抽出技術によって得られたまったく新しい純粋な100％天然抽出物の成分を組み合わせて設計された。

同社のIllaria Rest社長は次のようにコメントしている。「126年の歴史を持つスイスの企業として、フィルメニッヒは、エキスポへの訪問者のためにこの多感覚体験をデザインするスイスパビリオンのフレグランスパートナーになれたことを嬉しく思います。博覧会のテーマである『心をつなぎ、未来を創造する』に沿って、コンシャス香料のクリーンフレグランスに向けた業界をリードする取り組みも紹介します」