ニキビ瘢痕へのレーザー治療、患者満足度高い
2021.10.21
国際部
ニキビの瘢痕治療への高エネルギーフラクショナルナノ秒Qスイッチ1064nmレーザーの有効性と安全性を評価した論文が10月14日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。
今回は、フィッツパトリック皮膚タイプ4-2で、16歳から69歳までの46人のニキビ患者を対象とした後ろ向き研究を実施。高エネルギーフラクショナルナノ秒Qスイッチ1064nmレーザーによる治療の結果は、患者の治療前後のブラインド調査および患者の満足度を評価した。
その結果、ブラインド調査ではほとんどの患者(75%)は改善または非常に改善との結果が示された。患者の満足度は高かった。色素沈着の低下または過剰、瘢痕、またはその他の副作用は、どの患者からも報告されなかった。