エスティ ローダー、アクセラレーター企業とパートナーシップを締結
2021.11.4
編集部
アクセラレーター/ベンチャーキャピタルのPlug and Play Japan株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長:ヴィンセント・フィリップ)は、エスティ ローダー カンパニーズ(本社:New York/Executive Chairman:William P. Lauder)が11月1日付けでエコシステム・パートナー※1として、Plug and Play Japanのプログラムに参画すると発表した。
※1:関心領域の事業課題や技術フォーカス分野におけるスタートアップとの協業促進を目的としたパートナー契約であり、アクセラレータープログラムに参加すること
このアクセラレータープログラムとは、Plug and Play Japanの企業パートナーと国内外のスタートアップ企業を結び、新たなイノベーションを創出することを目的とするものだ。
同プログラムを通し、企業パートナーは自社のイノベーションを加速させるような国内外スタートアップとのマッチングが可能になり、スタートアップは幅広く大手企業との連携機会を得られるという。
プログラムの締めくくりには成果を発表する「Summit」を開催。そこでは、国内だけでは得られないようなイノベーションに関する最新情報を取得できるほか、業界の垣根を超えた交流が生まれる場になるとしている。
Plug and Play Japanは、今回のパートナーシップを通し、同社の強みである大手企業やスタートアップとの幅広いグローバルネットワークを活用しながら、各顧客にパーソナライズされた最高品質の製品を提供するために、エスティ ローダー カンパニーズの新たな価値創出を支援していくと語る。
また、今回の参画について、Estee Lauder Companies Inc., New Incubation Ventures, Shana Randhava氏は「ブランドそのものや製品、メディアや流通の環境が急速に変化する中で、当社は未来におけるブランドのあり方をグローバルレベルで再考する必要性を感じています。今回のパートナーシップを通じて、既存概念を覆し、革新性溢れる新ブランドや将来的な事業成長を促すような協力関係をPlug and Playと長期的に育んでいきたいと考えています」と述べている。
なお、Plug and Play Japanは、アクセラレーター/ベンチャーキャピタルであるPlug and Playの日本拠点であり、「コンソーシアム型プログラムの提供」「グローバルネットワークを活かしたアクセラレータープログラムの提供」、そして「ベンチャーキャピタル投資によるスタートアップ支援」を強みとしており、革新的な技術やアイデアを持ち合わせるスタートアップと大手企業との共創を支援することで、イノベーションプラットフォームの構築を目指している。