米エッジウェル・パーソナルケア・カンパニーは、5日、シェービングカテゴリをより持続可能なものにするため竹製のハイブリッドカミソリをアメリカ市場で展開すると発表した。同社の使い捨てカミソリハンドル製品のプラスチック材料を50％削減することを目的とする「Sustainable Care 2030戦略」の一環としての製品開発になる。

新しいカミソリは、認定された持続可能な調達の竹で作られたハンドル、100％リサイクル可能なパッケージ、75％のリサイクル鋼で作られた柔軟なブレードを備える。男性用のSchick Xtreme および女性用のSchick Intuitionに竹製シリーズを加えた。竹製ハンドルにブレード3つをセットにして、１セットを5.99ドルで発売。公式オンラインサイトおよび大手ドラッグストア、スーパーマーケットなどの店舗で購入が可能となる。

同社は、消費者調査を通じて、世界中の消費者の50％以上が環境に配慮し、環境への影響を減らすために何らかの行動を取ることに積極的なことを確認した。ただし、選択肢が限られているか、価格や製品の品質にトレードオフがあると感じる人も存在しているので、今回のように竹製のハンドルをシェービングブランドのポートフォリオに追加して消費者のニーズに対応する。