世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

眼瞼下垂へのオキシメタゾリンで白目が美しく

眼瞼下垂への局所オキシメタゾリンの効果を検討した結果が6月発行の「Aesthetic Surgery Journal」に掲載された。

オキシメタゾリン塩酸塩0.1%点眼液は、米国で承認された最初の眼瞼下垂の治療薬である。今回の研究の目的は、眼瞼下垂29人を対象に、オキシメタゾリン塩酸塩0.1%点眼後の上眼瞼と下眼瞼の位置、および強膜(白目)の色を評価することだった。

その結果、ベースラインでの瞳孔の中心に対する上まぶたの高さ(MRD1)は2.3mmだった。オキシメタゾリン治療の2時間後、平均MRD1は4.2mmに有意に増加した。瞳孔の中心に対する下まぶたの高さ(MRD2)も5.3mmから5.7mmに大幅に増加した。治療後、眼の強膜は著しく白くなり、平均ΔEab(色の変化)は9.7 であり、58個の眼のうち57個で有意な色の変化が確認された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP