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ドライアイを評価するアプリを開発

症候性ドライアイを評価するスマートフォンアプリ「Dry eye or not?」の評価をタイで実施した結果が6月22にし、「JMIR mHealth and uHealth」オンラインに掲載された。

今回の研究の目的は、タイにおける症候性ドライアイの有病率、まばたき率、最大まばたき間隔、最高眼鏡矯正視力を評価し、危険因子を特定することとした。

その結果、このスマートフォンアプリで評価した症候性ドライアイの有病率は85.8%で、タイの北東部の有病率が最も高く、次に北部地域が続いていた。最高眼鏡矯正視力の悪化、まばたき率の増加、最大まばたき間隔の減少、女性、6時間以上のビジュアルディスプレイ端末使用、および学士号未満の学歴は、症候性ドライアイと有意に関連していた。50歳超は、症候性ドライアイとの関連性が有意に低かった。このアプリによるドライアイのスクリーニングは、タイの医療システムの戦略的計画の開発を可能にすると示唆された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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