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ハイドラフェイシャル クラリファイング、ニキビへの有効性確認

ハイドラフェイシャル クラリファイング トリートメントのニキビへの有効性と忍容性を評価した研究結果が「Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology」12月号オンラインに掲載された。

今回の研究では、尋常性ざ瘡(ニキビ)患者の肌の外観を改善するためのハイドラフェイシャル クラリファイング トリートメント(The HydraFacial Company; Long Beach, California)の有効性と忍容性を多施設非盲検試験で検討。軽度から中等度の成人ニキビ患者20人を対象に、2週間に1回、12週にわたって6回のハイドラフェイシャル クラリファイング トリートメント施術を受けた。ハイドラフェイシャル クラリファイング トリートメントは、死んだ皮膚細胞、皮脂、および落剥の吸引と青色LEDライトの応用したクレンジングとピーリングの3つのステップで行われる。ニキビの重症度は、グローバル アクネ重症度スコアを使用して、研究者と患者によって評価された。

その結果、ベースライン時と最終治療時でにきびがなく、皮膚がほぼ透明(グローバル アクネ重症度スコア1以下)だった患者の割合は、評価ごとに 20から65%に増加し、患者の自己報告ごとに5から55%に増加した。最終治療では、治験責任医師と患者の両方ともに80~100%以上で複数の評価パラメーターにわたって皮膚の外観が改善したことに同意または強く同意した。忍容性は全般的に良好だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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