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日韓中のニキビ重症度評価システムを比較

日本、韓国、中国で使用されているニキビ重症度評価システムを比較した結果が1月23日、「Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology」オンラインに掲載された。

尋常性ざ瘡(ニキビ)は一般的な皮膚疾患で、その治療計画はニキビの重症度によって異なる。そのため、ニキビの等級付けシステムは臨床および研究にとって非常に重要である。今回の研究は、日本、韓国、中国で推奨されている4つのニキビ評価システムを比較。中国の5つの病院の皮膚科クリニックに通う1107人の患者を対象に、アクネ グレーディング システム (AGS)、国際改良グレーディング システム (IIGS)、韓国のアクネ グレーディング システム (KAGS)、および日本のアクネ グレーディング システム (JAGS)を用いたニキビ重症度評価を行った。

その結果:AGS、IIGS、KAGS、およびJAGSには十分な内部整合性があることが示された。評価者間の信頼性は、AGS、IIGS、KAGS、JAGSで確認された。AGS、IIGS、KAGS、JAGSの間には強い相関関係が見られた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

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  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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